教員からのメッセージ

入学を希望されるかたへ

少子・高齢化の進展する時代にあって、資格者として医療の分野で輝けるフィールドが大きく広がっています。将来あなたが地域医療の担い手として活躍できるよう、2年間きめ細かくサポートします。


 

新しい環境への不安を感じている人へ

 当学院なら、あなたを孤立させません。なぜなら、教職員の細やかな関わりは当然ですが、自分より1年先を行く2年生が「ミニプリセプター」として、1年生一人一人に関わってくれます。1年間やってきた先輩だからこそ分かる不安等、「学習」と「仕事・家庭」との両立方法や、「まだ見ぬ実習」「学習方法」等についてアドバイスしてくれます。

 その2年生も、1年前は同様に2年生が卒業するまで関わってもらっていたのです。入学時、誰一人知っている人がいなくても、担当グループの2年生が、まずは挨拶から始まり積極的に声をかけてきます。

最後に学生のアンケートの一部を紹介します。「担当の2年生が1日1回は声をかけてくれました。グループでのプリセプターの先輩も声をかけてくれ、不安がある時に声をかけてくれ先輩がいることは、安心して学院生活を送れるので良いと思います」

<教務・実習担当 曽我>


学院では、講義のほか病院や施設などで学ぶ「臨地実習」があります。1年次10月の戴帽式を迎えたあとから始まり、実際に患者さんと関わり実践する看護を学んでいきます。なかでもこの学院の特徴は、2年生の実習に1年生が付いて学ぶ予備実習があるところです。1年生は実習のイメージがもて、2年生を身近な目標として次への実習に臨むことができます。2年生は1年生に教えることで責任感と自信に繋がっています。またグループに分かれ実習をするため、チームワークを学ぶ場であり、リーダーシップ、メンバーシップを身につけていきます。

これらは一部の紹介に過ぎませんが、2年次のほとんどは実習期間になります。長期の実習を乗り切るためには、体調管理そして子育て中の人は家族や周囲の協力が不可欠です。特に実習期間中は朝早く実習場所に行くことも多いため、子育ての協力が得られるよう整えておくことが自分が集中して学べる環境作りになります。

<教務 倉持>


平成30年度准看護師資格試験には全員が合格しました。当学院は茨城県受験に加え、東北ブロックでも全員が受験をしますので、2度のチャンスがあります。

 進学課程への進学は30%。県立中央看護専門学校、水戸医師会看護専門学校、栃木県の衛生福祉大学校、千葉県の野田看護専門学校などへ進学しています。

 就職は県内や栃木県などの医療機関へ就職しています。

 学費に関しては、2年間の学業が安心して受けられるような制度があります。

 医療機関で所属をしながら学院に通い資格取得後、准看護師として従事すること。

 母子家庭や父子家庭に対して高等職業訓練促進給付金、高校を途中で辞めてしまった方に対して高等学校等就学支援金制度、前職を退職して入学した方に専門実践教育支援給付金制度、准看卒業後指定されてた地域で就業する方に茨城県修学資金貸与制度というものがあります。

 在校生の平均年齢は30歳前後、男女問わず皆資格取得という同じ目標に向かって頑張りましょう。

 就職先は沢山あります。1人ひとりがとても期待されています。少しでも興味がある方、今がチャンスです。チャレンジしてみませんか。

<教務 中野>

授業風景スナップ

仕事を終えてから登校する学生も、眠い目をこすりながら授業を受けています。 近年男性の学生も増え、多彩な経歴の人たちが、改めてお互いを尊重し協力することの大切さを実感しています。
交替で患者役を体験し、患者さんの気持ちを考えます。 3人で息を合わせ、患者さんをベッドから移す練習。ここでもチームワークの大切さを学びます。
 
患者さんの安全を第一に練習を重ねています。