学院長ご挨拶
真壁医師会准看護学院 学院長 加藤 徹
いよいよ平成が終わり新しい時代になりました。
時代は新しくなっても我が国の高齢化は進むばかりです。それに伴って入院や施設に入る高齢者が多くなり、医療の中でも看護の需要はますます増えてきます。
以前は准看護師の不用論が囁かれていましたが、現在では更に多くの准看護師を必要とする状況となって、このままでは医療崩壊の一因になりかねません。特にわが茨城県は医療従事者が各県と比較しても数が圧倒的に不足しています。その中でも准看護師は正看護の約半数に近い状態です。多くの施設が皆さんを必要としています。
看護の仕事は医師の仕事と違い患者さんや利用者さんにより近い立場で行なわれるために身近に反応を実感でき多くの方に喜んで頂けることが直接伝わってくる得難い職業でもあります。そのために当学院では医学、看護学のみならず色々な特色のある授業も行なって色々な人とより良いコミュニケーションをとれるように考えています。
当学院は60年の歴史ある学院で、卒業生約2000名が各分野で、各施設で活躍をされています。
ぜひ皆さんに入学して頂き一緒に茨城の医療を支えて頂きたいと思います。当学院の卒業生は今年も全員が資格試験に合格いたしました。
所属先は問いません。どこかに所属する必要はありません。入学してから所属先を探される場合にも相談に応じます。
准看護学院は減りつつありますが、働きながら学べる、年令も中学卒業以上なら何才でも入学できる、資格は一生利用できるという得難いチャンスです。
今から必要とされる職業です。
ぜひ当学院を利用して価値ある人生を歩んでいただきたいと思います。